FX ユーロドル 環境認識&シナリオ解説 2024/12/18

ユーロドル

ランダムにピックアップして書いている相場環境認識ですが、今日はユーロドルの解説をしようと思います。
選んだ理由としては上位足の方向がバラバラでテクニカル分析をするのには難しい場面だからです。
少しでも皆様の参考になればと思います。

環境認識のやり方は下記の記事で解説しています。下記の記事を読んでから本記事を読むことをお勧めします。

  1. トレンドフォローとは?
  2. ダウ理論を極めよう!!(基礎編)
  3. トレンドフォローには必要不可欠 移動平均線!!(使い方と設定)
  4. ダウ理論 高値安値を正しく認識しよう!!
  5. 移動平均線2本を使ったトレンドフォローの仕組み 収束拡散を理解しよう!!
  6. ダウ理論 チャートで認識してみよう!!
  7. マルチタイムフレーム分析の基本とやり方。
  8. FX 環境認識からシナリオの組み方

ユーロドル 環境認識&シナリオ解説

環境認識は必ず上位足から見ていきます。

週足と日足の環境認識

週足
安値切り上げ高値更新の上昇ダウでしたが前回の安値(緑ライン)を割ることで、上昇ダウを破壊し現状はトレンドレスです。
赤の波は視覚的認識ダウとしては認識されているかな?という感じです。
売り目線ではありますが、1波で大きく下落しているのでいつ戻してもおかしくない状態です。

では、ここからは時間軸を落として、週足の環境を踏まえて日足はどういう状況なのか?というのを見ていきます。

日足
高値切り下げ安値更新の下げダウから安値を切り上げましたがほぼWトップ(少しだけ高値更新しています)からのWボトムという感じで方向感がない状態なのがわかります。
日足で方向感がないと4時間軸のトレンドフォローというのは難しくなってきます。

日足で方向感がない状態ですが、テクニカル分析から日足は今後どのように動く可能性があるのかを考えていきます。

今後の日足の流れ ①

テクニカルでみると、日足はグランビルの法則では売り目線なので、このまま週足方向に切り下げて売られる可能性があるというのがわかります。

今後の日足の流れ ②

現状は下げないで横横が続いています、この横横が長く続くと緑で書いたように切り上げが認識されてきます。
日足のダウは大きくは赤で安値の切り上げが認識できるので、ダウ考えればこのまま買われる可能性も考えられます。

という感じで現状の日足は2パターンの流れが考えれます。
この環境を踏まえて次は4時間足です。

4時間足の環境認識

4時間足
高値切り下げ安値更新の下げダウから安値切り上げ高値を微妙に更新した状態です。
上昇ダウとみていいのか?少ししか抜けていないのでまだ上昇ダウとは言い切れないのかという感じで微妙なところです。
グランビルの法則では買い目線です。

今後の4時間足の流れとしては高値を微妙に更新していること、グランビルの法則でも買い目線なことから
このように買われる可能性が高いというのがわかります。

シナリオ

僕は4時間軸のトレンドフォローです。
4時間は押し目買いポイントなのでシナリオは押し目買い狙いになります。
優位性が出れば赤〇あたりから買っていきたいと考えています。

リスク

リスクは日足のどの部分を4時間足で狙っていくのか?というのを考えていけばわかりやすいかと思います。
日足のオレンジ矢印の部分を買っていくことになるので、先ほど日足で説明した今後の日足の流れ ①
の値動きがリスクになってきます。
日足はグランビルの方向に売られてしまう可能性がある為、上値が重く買っていっても伸びずに損切りになってしまう。このリスクが考えれますね。
では、このリスクの中でなぜ買えるのか?
それは日足で今後の流れが2パターン考えられるからです。
その為、今後の日足の流れ ② を想定して買っていくことができます。

こちらが今後の日足の流れ ② ですね。
日足で切り上げが認識されてくれば上に抜けてくるかもしれません。
シナリオは以上になります。

今回は環境があまりよくないので難しいですね。
僕の考えは、難しい所なら無理にやらなくてもいいという考えです。
ただ難しいのか簡単なところなのかというのはこのように環境認識ができないとわかりません。
なのでテクニカル分析というのは大事です。


以上、ユーロドルの解説でした。

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