FX 移動平均線2本を使ったトレンドフォローの仕組み 収束拡散を理解しよう!!(グランビルの法則)

FX手法


2本の移動平均線(MA)が収束すると拡散しやすいというのを聞いたことがありますか?
これはグランビルの法則やダウ理論なんかにも関係してくることなんですが、なぜMAが収束すると拡散しやすいのかその仕組みについて解説していきたいと思います。

移動平均線(MA)の収束拡散について

MAの収束拡散とは

2本のMAが収束してくると拡散しやすいということで、図にするとこんな感じになります。
緑のような部分です。
角度のついている中期MAに対して短期MAが収束してくると拡散しやすいということです。
これ何かに見えませんか?
わかる人ならすぐにわかるかもですが、押し目に見えませんか?
つまりMAでも押し目買い、戻り売りというのは起きているということなんです。



下は実際のチャートです。
緑〇の部分が移動平均線(MA)の収束拡散部分です。

これだと初心者の方はローソク足に目がいってしまい、いまいちわからないかもしれないので、ローソク足を消して移動平均線(MA)だけにしてみました。それが下の図です。

移動平均線(MA)が収束拡散しているのがわかりますか?

移動平均線(MA)の収束拡散はなぜ起きるのか?

こちらの記事で説明していますが、20MAというのは上の時間足のローソクの値動きとリンクをしていると解説しました。
それと関係しています。

相場は20MAに対して押し目、戻り目が起きやすく大体はその流れで動いています。
下の図の青は20MAです。
角度が付いている20MAに対してローソク足が近づいてくると押し目買いが起きていることがわかると思います。

ということは、20MAは1つ上のローソク足とリンクしているわけなので、
1時間チャートに出している20MAは4時間のローソク足の値動きですよね。
1時間チャートに出している中期MAは80MAなので20MAを4倍した数値つまり4時間の20MAになりますよね。
1時間チャートの20MAは4時間のローソクとリンク
1時間チャートの80MAは4時間の20MAとリンクするわけなので MAの収束拡散が起こるわけです。

少し混乱してしまいましたか?

チャートで説明していきますね。
下のチャートはドル円の1時間チャートです。
MAだけみてくださいね。
20MAは4時間のローソクとリンク
80MAは4時間の20MAとリンクをしているわけなので、この二本のMAは4時間の値動きを表しているということになります。

こんな感じでリンクしているのわかるでしょうか?

これがMAが収束拡散する仕組みです。
僕の手法はこの仕組みを利用してトレードをしているので
赤の部分を狙っていくのが手法になってきます。

これを取っていくにはさらにマルチタイムフレーム分析をしていかないといけないのですが、今回はMAの収束がなぜ起きるのか?の解説なのでここまです。




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この順番で読むことをお勧めします。

  1. トレンドフォローとは?
  2. ダウ理論を極めよう!!(基礎編)
  3. トレンドフォローには必要不可欠 移動平均線!!(使い方と設定)
  4. ダウ理論 高値安値を正しく認識しよう!!
  5. 移動平均線2本を使ったトレンドフォローの仕組み 収束拡散を理解しよう!!
  6. ダウ理論 チャートで認識してみよう!!
  7. マルチタイムフレーム分析の基本とやり方。
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